第21回

日曜日から一番下の娘が帰って来ている 

彼氏ができて、今大学が休みなのとバイト先が彼氏の家から近いので年末から入り浸りだ 

寂しくも感じるけど、大切な人ができて良かったと思っている

でもやっぱりいてくれると嬉しい

もうすぐこちらでのバイトが終わるのでご飯作って待っている

本当はちゃんとした食事を教えるべきだけど たまにしか会えないと彼女の好きなアイスとかお菓子を用意してしまう そしていけない事と分かっていても喜ぶ顔見たさで買ってきて一緒に食べてしまう 

同じ空間にいて断ると相手も食べづらい雰囲気になるのが私は嫌だ 

面白くなく感じるだろうし、もう誘うのも躊躇してしまうだろうと思うからだ 

実際これに近い事を言われて困った事もあったし悲しく落ち込んだし 正直怒りもあった 

「どこに誘っていいのかわからんし、こっちがスッゴク気を使うわ」と、、、

 

でも こういうこと 人からの誘い、誘惑が全て悪い事なのだ 治りにくくなってしまう根源なのだ

まず自分は今治療中と自覚しないといけない 私は完全に誤解していた

前よりは全然食べていないなら良いと思っていた 

だから今自ら食べたいわけじゃないのにコミニュケーションとばかりに家族ととか友達となら食べていた 

そう回数減らしているから大丈夫なんて勝手に解釈していた 

本当は心の奥底にはそういう時は食べれるからと我慢できてただけかもしれない

でもなかなか言えない事だ 私は、、、

 

でもお酒に関しては違った

あんなにも酒豪で通ってた私が酒を飲まないと決めた日からお酒に関しては誘ってくる人はいなかった いや、一人いたけど友人が止めてくれた そうお酒は世の中的にも身体に悪いイメージがあるから受け入れやすいのだろう

一緒に飲むのが楽しかったとか面白かったとか残念がられたけどそれはしょうがない 

それに私自身が欲しくなくなったからもうこれからも飲まないだろうと思う 

ストレスって本当に怖い ストレスが無くなったらお酒も欲しくなくなった、全く 

途中そんなに飲みたく無い日も習慣みたいに飲んでいた みんながしてるから安心、そんな気がしていたかもしれない

 

問題は他のものだ

お菓子、ジュース、インスタント食品、小麦、珈琲、、、

これらのものは人と会ったりイベントがあると必ず付いて回るものだ 

今治療中だから食べない飲まないと言えば良い話なんだとは思う 

でもやっぱりそういうものが無くなると付き合い方も変わる それが怖いのだろう

食べれない人の前で食べるのは誰でも気がひける事だと思う だから誘わなくなる

それが一番嫌なんだと思う

この試練に勝たなければ次には進めないらしい 同じ所でグルグル回っている人生は嫌だ

今日から伝えてみよう 案外心配し過ぎなことなのかもしれない

意志を強く持ってメンタルを鍛えて次のステージに進みたい

今の状態がずっとではないはずだから 段階を踏んで上がって行けばみんなと同じ事もできる日も来るはずだから

 

とりあえずこんな病気にならないことが重要だ

娘には少しずつ伝えてみよう、、、